top of page
  • 執筆者の写真Den Chan

仏教の瞑想と武術

仏教の瞑想も武術に役立つものがあります。

仏教の瞑想は大きく分けて3種類あります。

1種類目がサマタ瞑想です。この瞑想は静かに座り、

目を閉じて一つのものに意識を集中させます。

一般的に自分の呼吸を数えたり、耳に入って来る音に意識を集中させます。

長くやっていると雑念が無くなり、清々しい気分になります。

サマタ瞑想は、集中力を高めるのに効果的です。

当然ですが武術に集中力は欠かせません。

敵の攻撃に素早く反応するのにも集中力が必要なのでサマタ瞑想は武術の役に立ちます。


二種類目の仏教の瞑想がヴィパッサナー瞑想です。これは気付きの瞑想といわれています。

静かに座って一つの事だけでなく、自分の感覚で感じる全てのものをあるがままに感じ取ります。

自分の呼吸、聴こえる音、座っている地面の感触など全ての事に満遍なく意識を向けます。

ここで肝心なのは、あるがままに感じ取ることです。

自分の呼吸が荒いとかこの音はうるさいとかという主観を排除して全てあるがままに客観的に感じます。

ヴィパッサナー瞑想は目を閉じて坐っている時だけでなく、普段の日常生活で常に実践出来ます。

掃除をする時は掃除に集中し、路を歩いている時は見える物、聴こえる音、足の裏の地面の感触など全てに気付いていればヴィパッサナー瞑想をしている事になります。

ヴィパッサナー瞑想を常に実践していると武術にとても役立ちます。

特に一人で多数の敵に囲まれた場合、一人の敵だけでなく全ての敵の動きに満遍なく気付く事が出来ます。


三種類目の瞑想はメッタ瞑想です。

これは慈愛の瞑想です。

目を閉じて坐って心の中で自分を含む全宇宙に全ての生き物が幸せになる事を願います。

うまくいくと、自分の身体の中から自分の周り全体に気持ちの良いエネルギーが放出されるのを感じます。

このエネルギーがメッタです。

メッタは宇宙の愛のエネルギーです。

宇宙の愛のエネルギーは自分の身体を健康にし、自分の瞑想している場所のエネルギーを浄化してくれます。

メッタは宇宙のエネルギーなのでいくら自分の身体から放出しても無くならず逆にどんどん増えていきます。

メッタ瞑想をすると、自分の身体の中にあるエネルギーが出るのではなく、自分の身体が宇宙と繋がり、自分の身体が宇宙のメッタの出口になるのです。

メッタ瞑想は直接武術には関係無いと思われるかもしれませんが、これを毎晩やると、夜は眠りやすくなり、心身の健康に役立ちます。


文: ハワイの武術家 Jun Ming

仏教瞑想と武術
武術の向上に役立つ仏教の瞑想の紹介

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page